コロナウイルスを知る(その2)
日本科学未来館のサイトから学ぼう。
・感染と発症の違いについて。
・感染する人としない人がいるのはなぜか。
・「治った」とはどのような状態なのか。
答えはここにある↓
https://www.miraikan.jst.go.jp/guide/docs/COVID-19-03_c.pdf
詳しい動画は,
https://live2.nicovideo.jp/watch/lv325120467
つまり,身体の中にウイルスが入れば感染。そのウイルスの量が多ければ症状が出る(発症)。感染から発症までの期間が,よく言われる「2週間」。身体の中にウイルスが入っても,外に追い出されたら感染しないし,発症後ウイルスの量が減れば症状は改善され,ウイルスが無くなれば完治となる。
https://www.miraikan.jst.go.jp/guide/docs/COVID-19-04_c.pdf
ウイルスを含んだ,せきのしぶきを直接吸い込んでしまうと「飛沫感染」。
ウイルスのついた物に触った手で,鼻や口を触り,体内に入ってしまうと「接触感染」。医療スタッフを介した院内感染の原因と言われている。
空気感染は空気中に漂うウイルスを吸い込むことによって感染すること。新型コロナウイルスは空気感染しない。せきのしぶきは重力によって地面に落ちる。空気感染するのは,はしか。
「エアロゾル」という言葉があるが,これは微小なミストのような意味。医療現場でとても密接して患者に接する時に,エアロゾルを大量に吸い込む可能性があるということ。5/1現在では,エアロゾルによる感染は無く,日常生活ではエアロゾルを吸い込む状況自体が無さそうだ。
コロナウイルスを知る
日本科学未来館によるニコニコ生放送「わかんないよね新型コロナ だからプロにきいてみよう」 から
4/21の放送 https://live2.nicovideo.jp/watch/lv325379276より(図は動画から引用)
調べたら高校や大学の教科書に書いてあるんだろうけど,話として聞くとほんと理解しやすいし何といっても楽だ。
アルコールによる「消毒」と石けんによる「殺菌」の違いを知ろう
コロナウイルスの構造を合わせて考えよう
石けんで殺菌することで,脂質の膜が壊されウイルスは感染力を失う。
アルコールで消毒することでも,壊される。
つまり,石けんよりアルコールの方がいい,というわけでもなさそう。石けんで十分。接触感染防止のために人が触れる部分を石けんではなくアルコールで消毒するのは,きっとすぐ乾いたり扱いやすいからなのだろう。マスクを洗うのも洗濯機で大丈夫。
リンク集(教科)
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細胞生物学トップページ 東京医科歯科大学 和田勝氏による
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東京の星空・カレンダー・惑星(2020年4月) | 国立天文台(NAOJ)
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料理は科学だ 料理に応用さてている理科の知識
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科学道100冊ラインナップ – 科学道100冊 理数系の参考図書
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教育長ブログ 熊本市教育長のブログ。元文科省のため説得力がある。
あすこまっ! | 国語科教員の日記 作文教育・授業・学校図書館など。
大阪万博,爆死しちゃだめだ!
大人の力が働いた印象が強かったが,生真面目なだけじゃいけないと強く感じた良い機会だった。
2025年大阪万博「いのち輝く未来社会のデザイン」
1970年大阪万博は「ウオー!!」ってイメージ。イケイケなお祭り。当時を知る人はノスタルジック。
2025年は「ゆるく」がいいかも。”KAWAII”はニッチ過ぎ。「ゆるさ」「生きがい」に興味を持つ欧米人が現れだした。片付けコンサルタント”KONMARI”がNETFLIXで爆発的話題に。ぞっとするような行き過ぎた片付けがイケてると映っている(?)
以下,主な意見
★1970年,月の石に5時間並んだが・・・
→チームラボはかなりの盛況だが,「快楽的」なテクノロジーは後世には残らない。1970年の太陽の塔は残され,ロボットや未来的な建築は残されなかった。
★来場する価値
現代社会,人類は実社会とネット社会の二つを生きているといえる。ここにヒントがありそう!ネット社会上の万博は作れないか?会場に来た人しか楽しめない・・・それでいいのか?一方で,会場でのコミュニケーションを通して価値観が変わる体験も重要℃と思う。
★TIKTOKの流行,それは現代版盆踊りなのかもしれない。フェス的な要素を取り入れると・・・?
★忘れられた愛知万博
TED臭はいいにおい
WORLD OMOSHIROI AWARDに行ってきた。司会者がSXSWっぽいと言ったのがなんとなく分かる気がした。来年も行きたい。
受賞者のプレゼンテーション
レイチェル・ゴブリンズ
”Creativity is not a flower, a rench” 最近デザインは意匠ではないとよく耳にするが,それと同じことなんだと思う。
生田幸士
医療用マイクロロボットを開発した。コンセプトはSF映画。MRIもそう。実現したものはほとんどノーベル賞受賞。次は何が来るのだろうか。
コンセプトを発表する人は,当時は変人扱いされるかもしれないが偉大である。また,コンセプトを実現する人もまた偉大である。ヘリコプターのコンセプトは約500年前にダビンチが考案している。
ダーン・ローズガルテ
オランダ人のデザイナー。
・蓄電して夜に発光する高速道路の外灯
・空気中の汚れを集めてダイヤモンドを作る
・宇宙ゴミをとらえて人工流れ星を作る
など環境問題+ちょっと変なこと(アート)=ビジネス にする発想。その手があったか!